老人への理解 その2
老いは決して無価値なものではなく、たとえ身体は衰えても、精神は円熟して深まっていくものであること。
年をとることは、人間がより人間らしくなることであること。
これらのことを老人によく理解してもらい、老いを受け入れることができるよう配慮していくことが必要です。
それは、老人を対象にするだけでなく、家族など、周囲の人々にも働きかけて、老人への理解を深めていくことが大切。
老人が心身の条件に合った活動ができるように、周囲の人々が配慮し、また、老人が隠退しても厄介者扱いをしないように、周囲の人々が尊重する態度を確立しなければなりません。
老化や疾病のために、身体が衰退しても、よりよく生きられるよう援護していくのが老人の看護であるとすれば、このような環境づくりも、看護の大切な目標となるのではないでしょうか。